yangon.aics.gov.it | 17,116円引き 石槌神社　石鉄山　前神寺　古銅　石鉄蔵王大権現　三尊像（不動明王仏教美術役小角

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主題···仏像・神像



不動明王とも関わりの深い修験道の石山伊予前神寺の逗子入り蔵王大権現三尊像です。
姿は不動明王に瓜二つで、一般的には不動明王にしか見えないと思います。
厨子本体共にかなり古いですが、保存状態はかなり良いです。


石鎚山は役行者（役小角）により開山された。その後、寂千菩薩が石鎚蔵王大権現と称えて信仰。山路を開き、登拝者を導き、常
住社（現在の成就社）を創立した。その後、上仙大師、光定大師
などが横峰寺や前神寺を創立して石鎚神社の別寺となった。明治に入り神仏混淆（しんぶつこんこう）が禁止され、別寺が廃止されて純粋な神社と定められた。
頂上社（弥山）、
成就社（じょうじゅしゃ）、土小屋遥拝殿（つちごやようはいで
ん）、本社の四社をあわせて石鎚神社という。祭神は石鎚毘古命
（いしづちひこのみこと）で、石土毘古命（いわっちひこのみこと）あるいは石鎚大神（いしづちおおかみ）ともいう。また、三つの神徳（神様のお蔭）を表すため三体の神像を祀っている。玉
持（たまもち）、鏡持（かがみもち）、剣持（つるぎもち）の各神像である。

前神寺（まえがみじ）


役行者（役小角）が石鎚山で修行中に釈迦如来と阿弥陀如来が石蔵王権現となって現れたのを感得、その尊像を彫って安置し祀ったのが開創」とされている。その後、桓武天皇（在位781～806）が病気平癒を祈願、成
就されたので七堂伽藍を建立して勅願寺とされ「金色院・前神
寺」の称号を下賜した。


※前神寺の境内に掲げられた「石鉄山縁起之事」より
富山は、天武天皇五年神変大菩薩の開山でありまして、石鉄大権現を感見得仏され、石鉄山中に鎮護国家、仏道修行の道場を開山されました。

延暦年間、桓武天皇の篤く国司に命じ伊予橘の里（現 石鎚神社の所）に七堂藍を建立し金色院前神寺と命ぜられ、以来勅願寺として文徳、高倉、後鳥等各天皇は仏像経典を奉納、又堂塔を建立せられました。地、西条藩も祈願寺として境内に東照宮（現条神社）を祀る等帰依篤く寺であります三ツ葉葵を許されました。

時の住職大律上人は、石鉄開山以来石鉄仰の中心であります石鉄大権現を報じて現在地に移り石鉄山根本道場として古来よりの修験道の法灯を伝えました。

仏像　高さ：18.6cm 幅：9.0x6.5cm
厨子　高さ：25.2cm
　　　幅：17.2x12.5cm